Google Science Journal とArduino (1)

Google Science Journal(サイエンスジャーナル)というアプリがAndroidにあります。(iOS用にも出てるようです)これは、Googleが出してる無料のデジタル研究ノートで、スマホに搭載されているカメラ、各種センサーをフル活用して計測したり、記録したりすることができます。

スマートフォンは、でかい高精細ディスプレイ+タッチパネル+カメラ+センサーの塊なので、計測、記録、そして表示デバイスとしてはお得感が強いのでこれはうまくやったなという感じがします。

極めつけは、Bluetoothで外部センサーと接続ができるらしいということで、そうなると、スマホに搭載されていないセンサーを使えるということで拡張性もある。

じゃぁということで、Bluetoothでつながる機器はというと、なんと、Arduinoの文字が…。もうこれ、何でもありじゃないですか。

 

ということで、サイエンスジャーナルでBluetooth経由のArduinoを使おうと思い立った。しかし、一筋縄ではいかなかった。

そもそも、ウェブ上に日本語の参考サイトがない(少なくとも検索で引っかからない)。サイエンスジャーナルそのものは、ニュースサイト等で言及があるけれど、外部センサーの具体的な使い方まで言及しているものがない。じゃぁ、ということで英語で当たるとあるんだけど、ないならまぁ自分が日本語圏での参考サイトになればいいかなと思って書き記します。需要ないのかなぁ。便利だと思うんだけど。

まず、Arduinoってことなので、Uno + Bluetoothモジュールでなんとかなるだろうと辺りをつけて調べる。

ライブラリとしては、GitHubにそのものずばりというhttps://github.com/google/science-journal-arduino

があるんだけど、それを使おうとすると、

This sketch is used to make an Arduino that has Bluetooth Low Energy (BLE) capabilities (such as the RedBear BLEND board and the Arduino 101) send data from its pins to Science Journal. The arduinoUno firmware is provided for reference, but does not work because of limited RAM on the Uno.

という文章が。

簡単に和訳すると、

「このスケッチは、Bluetooth Low Energy(BLE)機能を持つ(RedBear BLENDボードやArduino 101などの)ArduinoがピンからScience Journalにデータを送信するために使用されます。 Arduino Unoファームウェアは参照用に提供されていますが、UnoのRAMが限られているため動作しません。」

とのこと。

「UnoのRAMが限られているため動作しません。」

…なんてこった。ということはこのライブラリを使うのは無理かぁ、ということなんですがまぁとりあえず、BLE機能を持つArduinoならいけるということでもあるので、まずはそれでやってみて、可能ならUno + Bluetoothモジュールでも動かせるサイズのスケッチにできないかと考えています。

まぁまずはBLE付きのArduinoということで、Arduino 101とやらを秋月で購入。

今回初めてその存在を知ったのですが、どうも、Arduino 101は既に生産中止のようで、在庫限りのようす。…まぁちょっと高いのでたくさんは買えないかなぁ。

中途半端ですが、今日はここまで。

About the author: loki

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