3Dプリンタ修理完了

Original Prusa i3 MK3S用の新しいエクストルーダーが到着するまでの間、ZONESTAR P802Qを修理。

P802の方は、リミットスイッチ周りとホットエンド周りがうまく行ってないので、Y軸のリミットスイッチとZ軸のリミットスイッチにスペーサとして木片をかませ、調整をした。まぁ、これでなんとかリミットスイッチ周りはOK。ホットエンドは…フィラメントのロード、アンロードがスムーズに行かないのだけど、おそらく内部のジョイント部分で詰まるのだろうと予測。仕方ないのでロードとアンロードの度にノズルを分解することで対処。

あと、Curaをスライサとして使用しているのだけれど、これがP802をUSB経由で認識しない。COMポートはPC上でできているので、認識できない原因がよく分からない。しょうがないのでSDカード経由で印刷することで対処する。これでなんとか出力できるようになるものの、吐出量が理想より少なくて出力したものがスカスカに。これも強引に吐出量を200%の設定にして対処。なんとか及第点のものを出力できるようにまで持っていった。吐出量はなんだろうなぁ、無負荷のときに出すとき(空中)はスムーズに出るのだけど、ステージに出そうとすると途端に出にくくなる。うーむ。

吐出量の違い。右に行くに従って徐々に多くしていっている。

まぁとりあえず出力はできたので、研修で使う残りの分の出力と、P802本体のパーツを出力してZ軸については木片でごまかしていた部分を解消。Y軸は…そのままでもいいかも。

左パーツ。青いものが新しく出力したもの。Z軸用のリミットスイッチを押すネジを入れる穴の位置が違う。

そんなこんなしてるうちにPrusaの方のエクストルーダーが届いたので装着。温度の認識もしっかり取れる。さすが専用。

キャリブレーションでちょっとひっかかったものの、おおむね故障前と同じものを出力できるように。こうして見るとP802Qより精度は高い。調整次第でP802Qもこうなるのかな。

P802Qで出力したもの(左)とPrusaで出力したもの(右)基本同じデータでも、ぜんぜん違う。

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